2013年11月30日土曜日

森博嗣のこと

森博嗣を読み始めたのは、2004年くらいだったと思います。友人の家に行った時、その友人が当時、ハマり始めていて「地球儀のスライス」を貸してもらって読んだ・・・それが僕の森博嗣との出会いです。



以降、著作の全てを読むことは、とうていできていません。S&M、Vシリーズは10作ずつ、スカイ・クロラは映画のときの発行分まで、ゾラ・一撃・さようなら、奥様はネットワーカ、くらいは読んだ記憶があります。あとは、MORI LOG ACADEMY、は何度も繰り返し、読んでいます。



もともと、短編小説が好きなので、長編になってくると、どんどん読み飛ばしてしまいます。あとで解ったのですが、「文字で読む」クセがついており、あまり場面の展開など、できていないなぁ、と反省しています。場面を思い出すときも、「文字で思い出す」のが普通、だと思っていました。



一方、自分が年をとったからなのか、意識が変わったからなのか、判りませんが、ここ2年くらいは、「映像での展開」ができるようになってきました。とても不思議です。



池谷裕二・糸井重里の対談本(『海馬』)の中で、「30歳以降は脳の使い方が変わる」というような、会話があったと記憶しています。それと同様のことが、起こっているのでしょうか。

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とにかく、思考のシステムとしては、ほぼ森博嗣をコピィしようとしている、それは間違いありません。ただ、全部がトレースできるわけではなく、部分的にしか、できていない(当たり前ですが)訳で、試行錯誤の日々です。

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